胡麻の台湾(台北)旅行記
管理人 胡麻の台湾旅行記
1日目(入国審査)
1日目はまず、午後4時過ぎに成田の旅行会社のカウンターで受付をしたのですが、
「お客様、実はたいへん嬉しいお知らせがあります」
何事かと思っていると、なんと、飛行機の席が旅行会社の手違いでエコノミーではなくビジネスになったとか・・・(ラッキー!!)
席は広いし、料理も陶器のお皿で運んできてくれます。
最初から幸先のいい旅になりました。
そして、午後9時過ぎに台北の空港に到着しました。
入国審査のカウンターを通過すれば、ようやく台北の街です。
まず、一緒に行った友達がすんなりと通過しました。
そして私の番です。(ちょっと、ドキドキ)
「観光デスカ?」
「そうです」
「何日滞在デスカ?」
「3日です」
私の友達は以上の質問ですんなりと通してくれたらしいのですが、私の時は何故か続きがありました。
「男2人デ、何シニキタカ?」
えっっ!? 私が答えに困っていると、その人はニヤッと笑いながら続けてこう言いました。
「台湾人ノ彼女ヲ見ツケニキタカ?」
思わず大笑いしてしまいました。
周りのお客さんは何事かと思ったでしょうね。(友達もびっくりしていました)
でも、なかなかユニークな人です。
しかし、この出来事が後になってからもっと凄い事件に発展することを
その時の私には知るよしもなかった・・・
1日目(夜市)
ツアーの参加者は我々2人と栃木から来た女性2人の合計4人でした。
空港のロビーでガイドさんと合流して一路ホテルへ。
ホテルは中級クラスのホテルで台北駅のすぐ近くでした。(^^)
ホテルに着くとすでに夜の11時でしたが、そのまま寝てしまうのは惜しいので、頑張って深夜までやっている華西街という夜市に行くことにしました。
迷いながら2kmくらいを歩いていったので、着いたのは12時を過ぎていましたが、数百軒の屋台が軒を連ねていて、そこだけはすごく活気がありました。
早速、夜店を見て回ったのですが、ここでちょっとハプニング。
あるお店で雑貨を見てたのですが、誤って陳列していた電球(10元)を落として割ってしまったのです。(^^;
びびりながらカウンターで「Sorry」と言いながら割れた電球と10元硬貨を手渡したのですが、店の人は「いらない」というゼスチャーをしてお金を返してきました。
そういう訳にもいかないので、そのままお金をカウンターに置いてそこを走り去ったのですが、なんと店の人はわざわざ私を追いかけてきて、お金を返してくれました。
うーん、台湾の人はなんていい人なんだ!!
その後、屋台にCD屋があったので、覗いてみました。
そしたら「史上最強日本劇主題曲」というCDがあって500円くらいで
売っていました。内容はSPEED、GRAY、ELT、SMAP、ポケビ、B'Z、SHAZNAなど・・・
ヒット曲を十数曲も詰め合わせたもので、もちろん違法コピーモノです。(^^;
お土産にいいかなと思って買ってしまいました。
台湾の違法コピーCDは漢字での名前の付け方が面白かったです。
例えばQUEENは「皇后合唱団」でした。
“皇后”はともかく、何故“合唱団”??? 彼らは“楽団”だと思うんですが・・・
そうこうするうちにお腹が空いてきたので、屋台で小籠包(安くておいしかった)
を食べて、タクシーでホテルに帰って、(2時過ぎだったので)とっとと寝ました。
”どうして台湾の夜市って毎日こんなに遅くまでやってるんだろう?”
って思ってしまいました。
2日目(市内観光)
この日は昼までガイドさんが市内観光に連れていってくれます。
このガイドさんは楊さんといって、60歳過ぎの方です。
戦前・戦中に日本語教育を受けているので、さすがに日本語は上手です。
お話し好きで、車の中でもずーーーっとおしゃべりしていました。
台湾の政治・経済・文化・歴史の話しから、果ては私個人の話しまで、
(「結婚はまだか、早くしろ、同じツアーの女の子はどうだ?」とか・・・(^^;
)
いろいろとお話しできて、楽しかったです。というか、質問責めにしてしまった。
いい人なんだけど、やたら「夜、クラブに行こう」と誘ってくるのがちょっと・・・
台湾の日本人相手のガイドさんにはこういう日本語教育を受けたお年寄りが多く、小遣い稼ぎにガイドをやっているそうです。
さて、まずは「忠烈祠」に行きました。ここは戦争で亡くなった将兵達が祭られてるところで、1時間に1回、衛兵の交替式があります。
一糸乱れずに複雑な動きをする姿は大道芸みたいですごかったです。
よっぽど練習したんでしょうね。あたりまえか?
でも、せっかくの芸(?)なのに観光客が少ないのが残念でした。(数十人)
次はいよいよ世界4大博物館の1つ、「故宮博物院」です。
しかし、ここの見物時間はたったの1時間。(T_T)モットミタイヨウ!
普通に見ていくと何日もかかるという事ですが、今回は駆け足ツアーなので仕方ないです。(T_T)
ガイドさんに連れられて一通り見て回りましたが、やっぱりすごかったです。
壺や絵画などはどこがどうすごいのかよくわかりませんでしたが、複雑な細工の彫刻などはやはり中国3千年の芸術を感じさせられました。
故宮の中でも有名な白菜の形をしている玉があったのですが、これを初めにガイドさんに見せてもらったときに、ガイドさんは「これは白菜とバッタです、縁起物です」とだけしか教えてくれなくて、「どうして縁起物なんですか?」と聞いても教えてもらえませんでした。
後でガイドブックを見て、ようやく解りました。
しかし、キリギリスをバッタと訳すなんて・・・ 当たってるけどなんか変です。
その後、蒋介石の記念館である「中正記念堂」に行って(ここは見るべきモノがなかった)、免税店に連れて行かれました。店の中にはいると日本語が上手な店員がわれわれにマンツーマンでピタリとついて離れないのです。仕方なくここで職場などへのお土産をいくつか買わされました。(それでももっと買えとうるさかった)
前にタイにツアーで行ったときも免税店でこんな目に遭いましたが、やっぱり日本人は金持ちで「押し」に弱いと思われてるんでしょうか? 弱かったけど・・・(笑)
2日目(ぶらり市内1人歩き〜士林夜市)
土産物屋さんの後に更にDFS(免税店)に連れていかれました。
「また買い物かよ〜」と思っていたら、DFSの前で解散でした。同じツアーの他の2人はそこでブランド品をいくつも買っていましたが、我々はそんなモノには興味がないので、サヨナラ〜
その後、友人と別れて1人でブラブラ市内観光をしました。
3日目(出国審査)
この旅行記はまだ未完成です。
つづきは近日中に更新していきます
私の学生時代の先輩であるぷっちんさんからの情報
台北のおすすめ店
「京鼎小館」(小龍包のお店)
小龍包で有名な「鼎泰豊」のノレン分け店の1つです。
小龍包の味は絶品で、エビ炒飯もとても美味しいです!地元の人に人気があり、私達以外は現地の人でしたが、日本語メニューもあり、日本語を少し話せる店員さんもいました。
住所:台北市敦化北路155巷13號
営業時間:夜9時まで
定休日:月曜日
「新純香茶業」(中国茶のお店)
台北在住の友人のお勧めのお店です。
お店に入ると日本語のパンフレットがありその中から希望のお茶をいろいろ試飲させてくれました。
日本からもe-mailやFAXで注文できます。
私は「文山包種茶」「凍頂烏龍茶」を購入しました。
住所:台北市中山北路1段105巷13之4號
TEL 02-2543-2932 FAX 02-2564-2272
営業時間:10:00〜22:00
定休日:年中無休
「竹裏館」(茶芸館)
茶芸館とは中国茶版喫茶店のことです。
このお店はガイドブックによく掲載されているお店です。
料金は少々高めですが、茶葉の種類を選ぶと急須と茶碗が運ばれて、1煎目はお店の人がお茶を入れて教えてくれるので、中国式の飲み方になれていない人はお勧めです。
私はお茶だけでしたが、茶葉を使った料理が食べれるそうです。
とてもシンプルで素敵なお店でした。
住所:台北市民生東路3段113巷6之4號
TEL 02-2715-1169 FAX 02-2715-1172
