バルーンとは?
「バルーン」というものを知っていますか?
これまでいろいろなところで作ってきましたが、子供相手にはマジックよりも喜ばれます。
一本の細長い風船(バルーン)をひねって、いろいろな動物が作れます。
昔は大道芸人やピエロが遊園地や大きな公園、イベント会場などで作っていたのですが、数年前から(ひそかに)流行して、今では比較的手に入りやすいので、一般の人の中にも愛好者?が増えています。
意外と簡単なので、試してみてください。
ここで紹介している細長い風船を単に「バルーン」と呼んでいますが、「ペンシルバルーン」や「マジックバルーン」など、様々な呼ばれ方をしています。
また、作る作品によっても「バルーン・モデリング」や「バルーン・デコレーション」など呼ばれ方が違います。
私が紹介するのは1本または数本のバルーンで造形する「バルーン・モデリング」の方です。
ちなみに数多くのバルーンを組み合わせて作る芸術作品?を「バルーン・デコレーション」といいます。(結婚式やイベント会場で時々見ますよね)
メーカー
今は日本のメーカーもいろいろな種類の風船を作って発売していますが、一番ポピュラーで丈夫で作りやすいのは、やはりアメリカのQualatex社の製品でしょう。
長さ・太さの種類もいろいろありますが、260Qという種類が一番使われています。
ちなみに260Qとは「膨らませた時の太さが2インチ、長さが60インチのQualatex社の風船」の事です。他にも130や360など、いろいろな長さ・太さの風船があるので試してみてください。Qualatex以外だとP(Prestige)、T(Tilly)、S(Superior)、G(Gayla)などがあります。
バルーンの色
Qualatexの260Qを買うと、黒、緑、白、赤、黄、紫、ピンク、橙、青、水色の10色が中に入っています。(単色でも購入できます)
他にも茶色や透明などがあります。
ちなみに黒と緑と紫と青はしぼんだ状態で見分けがつきにくいです。
購入先
日本では上の写真のようなセットが発売されています。まずはこのようなセットを購入して練習する事をおすすめします。
東急ハンズなどで売っています。
通信販売だと、以下のリンクからバルーンセット(風船・ポンプ・DVDなど)を購入できます。DVD付きで初心者でも簡単に作れるようになっているので、試してみてください。
バルーンのDVDキット←クリック
大量に使う場合は海外から個人輸入すると、格安で購入できます。私も講習会で数十グロスも必要になった時は個人輸入しました。たしか半額程度になりました。
以下のアドレスで購入してみてください。
T.Myers
いつまでもつか?
バルーンをプレゼントして、よく聞かれるのが、「どのくらいもちますか?」という質問です。
はっきり言ってわかりません。
2週間くらいもつ場合もあるし、数十分で割れる(空気が抜ける)場合もあります。
以下のことに注意してください。
・保存する際、直射日光(紫外線)と熱は避けてください。
・作る時にパンパンに空気が入った状態でバルーンをねじっていくと、割れやすくなります。
・作る時に何度もねじり直さないで下さい。
・作ったバルーンを振りまわしたりしないでください。(特に子供など)
バルーンのパフォーマンスとしての位置付け
私はマジック・大道芸(ジャグリング)・バルーンの3種類のパフォーマンスをやりますが、この3つはどのような違いがあるのか考えてみました。(私の独断と偏見による勝手な意見です)
他に何かあれば、メールで教えてください。
種 類 呼ばれ方 長 所 短 所 マジック
(手品)マジシャン
(手品師)・種類が豊富で無限の広がりが・・・
・時と場所によって使い分けが可能
・初心者から気軽にできる・失敗できない
・何度も同じネタを出来ない
・観客と対決することもある
・ネタバレしてると使えないジャグリング
(大道芸)ジャグラー
(大道芸人)・非常に盛り上がる
・少々の失敗は大丈夫
・モチネタを1つ覚えると強い・絶え間ない練習が必要
・時と場所を選ぶ
・種類が少なく、難しい
・情報が少なく、1人では難しいバルーン
(風船)バルーニスト
(???)・ちょっとしたプレゼントに最適
・フリマで売れる(笑)
・わかりやすく、子供に大人気・盛り上がりに欠け、
パフォーマンスとしては不向き
・割れるとうるさい