バルーンの裏技3


バルーンを切り離す。

ご存知のようにバルーンは細長い風船をひねって、形を作ります。
ですから、一筆書きのようにして形を作らなければならないのです。
これでは創作に限界が出てくるので、途中で切り離す方法を紹介します。

風船の切り離し方(基本編)
1本の長い風船があります。
この風船を1人で2つに切り離す方法を紹介します。
(複数人いれば、もっと簡単な方法で出来ます)
まず、真ん中に3つの小さい玉を作ります。
端の一つをピンチツイスト(空豆ひねり)します。
左の写真のように玉をひっぱりながらひねって作る結び方です。
ピンチツイストをした後はこんな風になります。
形が空豆に似ていますよね。
以上のようにして、3つある玉の両端をそれぞれピンチツイストします。
ひねりはできるだけ多くしてください。
そうしないと、切り離した後にそこからしぼんでしまいます。
ここで、真ん中の玉を割ります。
(私は風船の両端を持って引っ張りながら、真ん中の玉を歯で噛んで、割っています)
すると、写真のように風船は切り離されます。(しかし、しぼみません)
切り離された端の玉(空豆)をほどいてそのまま縛ります。
これで、2本の風船に分かれました。
この方法を使って、ラブ・モンキーの葉っぱが作れます。
緑色の1本の風船を2つに分けて、それぞれの真ん中でしばると、4本の葉が作れるのです。
えっ? 「最初から2本の風船で作ればいいだろう!」って??
そんなのもったいないでしょう?


風船の切り離し方(応用編)
応用編として、クマの作り方を説明します。
私はクマの手足の作り方を3つ知っていますが、これから説明する方法(途中で風船を切り離す方法)が一番自然な形に見えます。

まずは顔を作ります。
(作り方は写真を見て判断してください、耳はピンチツイストです)
前足・胴体・後ろ足・尻尾と作っていきます。
前足の部分は腕と腕の間に3つ玉を作ります。(後足も同様にします)
前述のように、3つの玉の両端をピンチツイストします。
真ん中の玉を割って、両腕を切り離します。
続いて前足と同様にして後足も切り離します。
すると、左の写真のように手足が開いた形のクマが出来上がります。
どうです?かわいいでしょう!