講習会のやり方




このHPを作って1年以上も経ったのですが、このHPを見て、「バルーン講習会をやって欲しい」というメールが時々来るようになりました。(今までは人づてで講習会を頼まれていました)
ちなみに私がバルーンの講習会をやる事になったのは、とあるお祭りでマジックを披露することになり、演技の前に人集めのためにバルーンを配っていて、それを見ていた市職員の人から依頼されたのがきっかけです。それからは人づてなどで依頼が来るようになり、これまで公式・非公式を含めて十数回の講習を行いました。

今回、バルーンをある程度上達している人で、バルーンの講習会を自分でやってみたいという方にバルーン講習会のやり方?を紹介します。まず、バルーン講習をやるに当っての注意事項は以下の通りです。

・年齢層(低学年or高学年or小学生全般or親子)
これまでに子供相手に何度か講習をしたことがありますが、小学1,2年生だと、手が小さく、握力が弱いため、バルーンをひねるのが難しいことがあります。低学年の比率が多くなると、やりづらくなるので、子供たちにお手伝いor付き添いの人(親など)を付けるようにしましょう。

・バルーン
1グロス(144個)入りで2100円程度で売っています。(東急ハンズ、税込み)
どのような趣旨の講習会かで用意する数が変わってきます。
体験講習ということなら講習が2時間として、「人数×20個」もあれば充分です。本格的な講習会で、これからバルーンをきちんと覚えたいという人達相手には講習後のことも考えて、1袋(1グロス)用意しましょう。
講習生の人数が多く、バルーンが大量に必要な人はインターネットでアメリカから直輸入した方がいいでしょう。数や為替によりますが、日本の半値近くになります。

・ポンプ
講習会を開くに当って、一番苦労するのがこの「ポンプ」です。
バルーンを口で膨らますのは無理なのです。私はバルーンを始めて半年後くらいでようやく膨らませられるようになりました。これは肺活量の問題ではなくコツがいるのです。
ポンプは東急ハンズで800円くらいで売っています。本格的にバルーンを覚えようと思っている人達にはポンプとバルーン1袋(あわせて1人2000円くらい)を買ってもらって構わないのですが、体験講習みたいな講習の時は全員に800円のポンプを買ってもらうわけにはいかないので、そういう場合には次の方法をとっています。

・スタッフ(お手伝い)数人にバルーンを膨らませてもらって、受講生はそのバルーンを使って練習する。この場合、ポンプは数本で済みます。受講生が多い時は講習前にたくさん作っておきましょう。

・100円ショップで売っている小型ポンプを全員分買ってもらって、それを使う。
1人100円かかってしまいますが、そのくらいならOKでしょう。ただ、人数が多いと100円ショップでそれだけのポンプを購入するのが難しいので、お店に問い合わせてみましょう。
また、小さいポンプなので、バルーンを膨らませるのに時間がかかってしまうのが難点です。空気をたくさん入れる必要があるキリンや剣はつらいかも?

・100円ショップのポンプ

100円ショップ(ダイソー)でバルーン用のポンプを発見しました。
普通ポンプは600円〜800円ほどしますが、これはなんと100円です。
大きさも空気の入れ具合もほとんど変わりませんでした。(ちなみに押しても引いても空気が入るダブルアクションタイプです)
しかも、アダプター?がついていて、普通サイズの260Qバルーンだけでなく、小さな180Qバルーンも1本のポンプで膨らませることが可能です。
ポンプの色も4色あり、とてもお買い得です。(耐久性はまだ確かめていませんが・・・)
バルーン講習で使うには安いのでいいと思います。ただ大量に購入できるかどうかが問題ですが・・・

・教材(資料)
私はワープロでA4で5枚ほどの資料を作りましたが、特に必要はないでしょう。
上記の「バルーンとは?」で載せたバルーン・セットを販売している「宝興産(株)」に電話して、セットに付いている教本をコピーして講習で配らせてもらえないか問い合わせたところ、他社とのパテントの問題で断られてしまいました。しかし、そのかわりにイヌとウサギの作り方の冊子を100枚ほどわざわざ送ってもらえました。(素晴らしい会社です!)

・講習の内容
私は次のような手順で進めています。それぞれ2時間くらいの内容です。
(第1段階)剣、イヌ、ウサギ、ネズミ、キリン、オウム
(第2段階)モンキー、プードル、クマ(3種類)、花、ゴジラ
(第3段階)ラブ・プードル、ラブ・モンキー、カニ、バックス・バーニー



実際に私が講師をした講習会の一例を紹介します。

バルーン講習会の例1

バルーン講習会の例2

バルーン講習会の例3

バルーン講習会の例4

バルーン講習会の例5